Edition cococara / Japanese Art Sound Archive

金子智太郎・畠中実主催の日本美術サウンドアーカイヴ開催に合わせて制作された限定エディション。

 

Editions for Japanese Art Sound Archive Exhibition.

Design by Akira Matsuoka

Curated by Tomotaro Kaneko, Minoru Hatanaka

 

日本美術サウンドアーカイヴ Japanese Art Sound Archive

 

 

 ご購入はこちら>>>ONLINE SHOP

 

 

 

EcS-003

 

和田守弘 Morihiro Wada

 

認識からの方法序説No.Ⅲ MR. NOBODY 言葉の中のモニュメント 1973年

"An Introduction to Methods from Cognition No.III 

Mr. Nobody, Monument in Words [excerpt] (1973)"

 

Side A From Morihiro Wada to Hideo Yamamoto

 

Side B :From Shigeki Fukumoto to Morihiro Wada

 

 

Limited 80 copies

 Numberd

 

Release : 2018

 


ポラロイドカメラのファインダー越しに覗く風景を公衆電話で伝え、それを描いていく一連のやり取りを収録した作品。

会期中繰り返されたそのやり取りを録音したテープを同時再生、また伝達者と受信者の行為を撮影したビデオテープを同時に再生するといった当時の展示作品の為のテープ素材をA面、B面にそれぞれ収録した。

上手く伝わらないもどかしさ、説明を消化出来ない歯がゆさががユーモアを帯びて響く。

また、作家自身のバリトーンボイスも非常に魅力的で、人柄が垣間見える録音になっている。

電話からの音声、受け手側の状況が音響的にも異なる響きの上、電話越しにかすかに聞こえてくる向こう側のざわめきなど、当時の臨場感が伝わる音源。

 

 

 

EcS-002

 

高見澤文雄 Fumio Takamizawa

 

「柵を越えた羊の数」

"Number of Sheep Who Jumped over the Fence"  [excerpt]

 

(1974)

 

Side A : 1974. 3. 8

 

Side B : 1974. 4. 28

 

Limited 80 copies

Sign & Numberd

 

Release : 2018

 

 


1974年当時、作品に実際に使用されたカセットテープの音源から収録。

実際には25日分の録音された眠りに落ちるまでのカウントが一斉に再生されていた。

反復、重ねること、記憶が一貫したテーマにある高見澤にとって、カセットテープレコーダーいうメディアは表現の新たな可能性を秘めていたことであろう。

 

覚醒、睡眠を繰り返し行う人間の営み、人間が生きる間に繰り返す全ての行為は反復であり、記憶、忘却が絶え間なく行われ上書きされ、消滅していく。

高見澤のこの作品に触れると、その絶え間なく繰り返される記憶と忘却の彼岸に立ち覗いているような、浮遊する観測者のような感覚にとらわれていく。

 

今回制作されたエディションには、その作品を形作っていたマテリアルが収録されている。Roman Opalka、河原温などにも数字のカウント作品があるが、高見澤のマテリアルは、数字を間違えたり、途中で眠ってしまったり、しどろもどろになったりと、非常にユーモアのある録音物としても楽しめる内容になっている。

外を行く車の音などの環境音も含め、当時の空気感が閉じ込められた質感を持ったこのマテリアルは、作品の一つのパーツを持ち帰るものとして非常に貴重なアイテムとなっている。

 

 

 

EcS-001

 

稲憲一郎  Kenichiro Ina

 

"staying / walking"

 

(1972)

 

Side A : staying

 

Side B : walking

 

Limited 80 copies

Sign & Numberd

 

Release : 2018

 


日本美術サウンドアーカイブの再制作展示に合わせて制作された、1972年録音の未発表作品。

当時、カセットテープレコーダーがようやく普及し、「時間」そのものを記録可能になったことは、記録、記憶、自分、他者の視点の差異を常に意識していた作家にとって大きな変化であったと言う。

「記録」という行為を経由することにより、自分と他者の間に現れる認識の差異、ズレ、新しい視点を誘発する。それは作家自身の新たな認識へと繋がっていく。

定点録音されたstaying、ある地点からある地点まで歩きながら録音されたwalking 。

稲はこの時、何を見て、何を感じていたのだろうか。作家の主観を巡る音の旅に出ることにより、聴く者は聴く者自身と向き合うことになる。そこに生まれる新たな認識は、稲の視点を越えた新しい他者の認識の旅となるであろう。

 

フィールドレコーディングが当たり前のように行われる昨今、稲の強度なコンセプトによる

現地録音は新しい知覚の旅を誘発することになる。

また、72年当時の様々なサウンドそのものも非常に興味深く響く。

車のエンジン音、パトカーのサイレン、ちり紙交換車のアナウンス、会話、駅構内の音、通り行く子供たちの声。

フィールドレコーディング作品として、リスニング作品としても非常に聴き応えのある作品。

 

ーオンラインショップご利用のお客様へのお願いー

 

オーダーフォームでのメールアドレス、お電話番号の正確なご入力をお願いいたします。

ご注文後3日経過してもこちらからのご連絡がない場合、お手数ですが再度ご注文いただくか下記メールアドレスまでご連絡いただけますよう、何卒よろしくお願いいたします。

mail: vlzproduktveltz@yahoo.co.jp