イラストレーターにして音響魔術師。「金属ジャンク」、というキーワードで共感し合う稀有な存在NOBUO YAMADA氏。彼の音楽への愛情たっぷりのブログも是非覗いてください。
2001年より活動を開始。翌2002年より自身のレーベル「abh」より作品をリリース。
2003年「Lethe Voice Festival(名古屋)」参加。
2005年「Nobuo Yamada/The New Blockaders "Prickle/Crevice"」リリース。主に日常に潜む環境音と金属ガラクタを好んで制作する。
NOBUO YAMADA HP http://www006.upp.so-net.ne.jp/abh/
-SHOP-
・Art into life http://art-into-life.com/?mode=srh&cid=&keyword=nobuo+yamada
・Molehill http://molehill.jp/shop/shop.cgi?p=1&Keys=%2a00abh&SELA=ON&SELC=
・Omega Point http://homepage2.nifty.com/paganmusik/omega/list-N.html
-DISCOGRAPHY-
abh-16
Nobuo Yamada "daydream of wok"
(live@ pain de musha musha & coffee)(2009)
2008年11月2日、Art into Life主催のイベントとして栃木県益子のカフェ「pain de musha musha & coffee」で行なわれた、中華鍋を軸に使ったライブパフォーマンス"daydream of wok"の模様を収録。Track2は(ライブでも素材として使われた)2004年の未発表音源に新たに音を加えた作品"Wondering"をボーナストラックとして収録。
abh-15
ARTBREAKHOTEL "Studio 080921/080908" (2009)
2008年9月の本名義のライブに向けて行なわれたスタジオリハーサルの音源を元に若干の音加工を施した2トラック。ARTBREAKHOTEL史上最もフィジカル性が強くただれた感触を持つTrack1と、余韻のまま残尿感的に漂うフィードバックノイズのTrack2。
abh-14
ARTBREAKHOTEL "Contemporary Metal Vibes" (2008)
Artbreakhotel名義での(単独作品では)2ndアルバム。プライヴェート音工房でもある<オトノマ>内で録音されたメタルジャンク素材を軸に、ブザー/水/犬の唸り声/映画/テープ音などの具体音を用いて構築した、金属系ジャンクの集積によるエネルギーの放出作業。
abh-13
Nobuo Yamada "Empty Can Street Orchestra" (2008)
作者自身が最も好む音の一つでもある「空き缶」の空っぽな響き。...Tr.1は2003年10月30日に栃木県宇都宮市大谷町にある「大谷石地下採掘場跡」へ友人と出向いた際、密かに隠し持ってきた空き缶の束をゲリラ的に場内で引きずり歩いて広大な地下空間の中で巻き起こる金属残響を採集。たまたま場内で流れていた(おそらくブライアンイーノであろうか)環境音楽がその背景で漂い、結果、偶然にも不思議な空間調和を醸し出す。/Tr.2は、同日、その大谷石地下採掘場跡の近辺にある川辺ダムに隣接するトンネル内にて同様に空き缶を引きずり歩いた音を採集。(潰れた空き缶ジャケット)
abh-12
Nobuo Yamada "Echoes of Tokyo Suburbs" 2cdr (2007)
作者自身が住む東京の郊外(多摩地区)を中心に散策して回り、柵/橋/門/排水パイプ/ポール/ワイヤー/網/ゴミ箱/看板/階段など、街中に設置されているあらゆる金属系の公共物をその場で響かせた音を元素材に、郊外に登場する様々な環境音と共に再編集した作品。都市部から離れたニュータウンという地域性が持つイメージを作者なりに音化させた試み。